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2017/12/04
ビルベリーの継続摂取がアントシアニンの吸収に与える影響! NEW

1.ビルベリーエキスの吸収 ~アントシアニンの体内動態~


ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンは、抗酸化活性が非常に強くの多様な機能を有しています。よって、アントシアニンを豊富に含んだ食品の摂取することにより、様々な疾病を予防できる可能性が期待されます。ところが、摂取したアントシアニンの体内吸収率は極めて低いことにより、アントシアニンの吸収率を高めることができる手法が求められています。アントシアニンの体内動態は古くから研究されており、胃や腸より吸収されていることは知られていますが、その吸収の詳細なメカニズムや体内動態については、いまだに不明な点が多くあります。アントシアニンの吸収を上げる方法としてエキスの微細化により吸収を上げる物理的手法もありますが、吸収メカニズムを考えたダイレクトな吸収を上げるための手法がもとめられています。

2.研究方法と結果


【方法】ビルベリー抽出物(BBEx)を被験試料(540 μmol/gの総アントシアニンを含有)として用いました。8週齢の雄性SDラットを2群に分け,AIN-93G精製食(Control)あるいは1%BBEx含有食(BBEx)を2週間自由摂食させました。12時間の絶食下で、両群に明期の開始時刻(ZT0)にBBExを経口投与(500 mg/kg体重)しました。投与直前(0分)、投与60、120、240分後に、胃および回腸内容物、血液を採取し、試料中のアントシアニン量を測定しました。さらに、投与時刻を暗期の開始時刻(ZT12)に投与する同様の試験を実施しました。BBEx食摂取群の絶食後の胃および回腸内容物、血液試料からアントシアニンは検出されなかった。両摂食群共に、ZT12に経口投与したアントシアニンが、ZT0の場合よりも速やかに胃から回腸に移行しました。ZT0あるいはZT12に経口投与したアントシアニンの血中Cmaxは7-800 nMと同等でありました。一方、血中濃度はZT0投与の場合は60分にピークを迎えたのち速やかに低下しましたが、ZT12投与の場合は60分にピークを迎えたのち120分まで高濃度を維持しました。さらに,BBEx食を摂取した群では、ZT0に投与した60分後の血中濃度が、コントロール食群と比較して有意に高値を示しましたが、この傾向はZT12投与時には見られませんでした。

本研究の結果から、ビルベリーエキスを継続的に摂取することで、アントシアニンの吸収が単回で摂取するより高まる可能性が示唆されました。また、この吸収の上昇は休眠期に起こっており、摂取時間特異的に起こる可能性も示されました。

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