第1回 ビルベリー研究会が
開催されました
2018年8月31日(金)に京都市勧業館「みやこめっせ」(京都府京都市)にて開催された「第1回 ビルベリー研究会」は、多くの方々にお集まりいただき、大盛況のうちに終了いたしました。
第1回ビルベリー研究会のご講演演者および演奏者の皆様
(左から順に、大西 智子様、北市 伸義様、大澤 俊彦様、鈴木 太美雄様、山本 一様)
当日プログラム
わかさ生活あいさつ | 代表取締役 社長 角谷 建耀知 |
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会頭あいさつ | 愛知学院大学 大澤 俊彦先生 |
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イベント |
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講演内容 |
『ブルーベリーの楽しみ方』 |
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『世界のブルーベリーとビルベリーの魅力』 |
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『眼に対するビルベリーの臨床効果』 |
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『北欧ビルベリーとの出逢い in 2018』 |
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『わかさ生活のビルベリー研究ご紹介』 |
抽選会 | 豪華!北欧グッズ抽選会 |
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株式会社わかさ生活代表取締役 社長 角谷 建耀知 挨拶
第1回ビルベリー研究会の開始に先立ち、株式会社わかさ生活 代表取締役社長 角谷 建耀知より、ご来場の皆様に挨拶いたしました。
「20年前に『ブルーベリーアイ』という商品が誕生してから、わかさ生活では一貫して北欧産のビルベリーを使用し続けてきました。それは、世界中のブルーベリーを見てまわり、目の健康によい成分アントシアニンが多く含まれるのが北欧産のビルベリーだと分かったからです。」
目の健康やビルベリーについて正しい情報を世の中に広めるためにこの度設立したビルベリー研究会。
「ビルベリー、そしてブルーベリーもそれぞれに果実の良さがあります。この魅力的な果実を多くの方にもっとよく知っていただき、より皆様の身近に感じていただければ嬉しいです」と想いを伝えました。
ビルベリー研究会 会頭挨拶(大澤 俊彦 先生)
『第1回ビルベリー研究会』の会頭を務めていただいた愛知学院大学 大澤俊彦先生は、健康素材としてビルベリーの将来性をお話くださいました。
「20年程前から植物がもつポリフェノールなどの非栄養成分は研究が進められるようになり、当時多くの研究者が興味を持ったのがブルーベリーに代表される紫色成分のアントシアニンでした。中でもアントシアニンが多く含まれるビルベリーが注目され、世界中でたくさんの研究が発表されています」と研究の一部をご紹介いただきました。
加齢と共に増える目の病気の予防のため、あるいはライフスタイルの変化に伴い増えるメタボリックシンドロームの予防の観点でも、アントシアニンが多く含まれるビルベリーは注目すべき素材であると述べられ、「多くの方が飲んでいるビルベリーのサプリメントが本当に目の健康に良いことを、研究を通じて1つひとつ科学的に証明していき、今後も皆さんにお伝えしていきたい。そのためにビルベリー研究会の会頭を務めさせていただくことに決めました」と今後の研究会の発展に向け、協力して盛り上げていくことを力強く語られました。
講演1「ブルーベリーの楽しみ方」(山本 一 様)
丹波ブルーベリー研究会 会長を務めておられる山本一様からは、ご自身がブルーベリーの栽培を始めた経緯や経験も含めて、ブルーベリーとビルベリーの育て方や楽しみ方をご紹介いただきました。
平成12年から、わかさ生活との縁で丹波のブルーベリー栽培を始められた山本様は、「初めは1年で多くの苗を枯らしてしまい、これではいけないとブルーベリーの勉強をはじめました」と研究に至った経緯をお話いただくと、「ブルーベリーは樹齢に応じて水を沢山あげる必要があり、樹齢7年なら6~7リットルの水を常に必要とします。」など、具体的な育て方についてもご紹介いただきました。
一方で、「ビルベリーを育てるにはより酸性土壌で寒い気候が適している」ことや、「最近ではビルベリーが北海道の気候で育てられるようになりましたが、京都の気候で栽培するのは難しい」と、いかにビルベリーは一般の栽培が難しく、北欧で自生するビルベリーが貴重な果実であるかを教えていただきました。
今後のブルーベリー栽培に向けて、「丹波市では現在およそ60名がブルーベリーを栽培しています。私たちはブルーベリーを通じた社会貢献や、ブルーベリーの苗木生産に今後ますます力を入れていきたいです。」とお話いただきました。
講演2「世界のブルーベリーとビルベリーの魅力」(鈴木 太美雄 様)
一般社団法人日本ブルーベリー協会認定栽培士(ブルーベリーマイスター)で、長年に渡り茨城県つくば市でブルーベリー農園を営んでおられる鈴木 太美雄様は、これまで見てこられた世界中のブルーベリーやビルベリーについてお話されました。
「初め訪れたのはアメリカの東海岸のブルーベリーでした。カナダではローブッシュブルーベリーが大規模に栽培されており、実は日本にも多く輸出されています。その他にも、ヨーロッパには自生する野生のブルーベリーやビルベリーがあり、中国やロシアにも美味しいブルーベリーがあります。」とこれまで出会ったブルーベリーをご紹介いただきました。
また、長年ブルーベリーを育ててこられた経験から、「一般の家庭で美味しいブルーベリーを育てるならばラビットアイが良いでしょう。大玉で美味しい実をつけます。」とお勧めの品種をご案内いただきました。
日本でも海抜1000m以上の山の上には、ビルベリーに似た野生種ブルーベリーが生育していることを教えていただき、気候や土壌の条件によってはより健康に良いブルーベリーやビルベリーが日本でも育つ可能性を感じさせるお話でした。
講演3「わかさ生活のビルベリー研究ご紹介」(わかさ生活 大江 絵美)
株式会社わかさ生活の大江絵美からは、日本国民の目の悩みが年々変化していることに対し、その時々に合わせたビルベリーの研究を長年積み重ねてきた わかさ生活の目の研究の一部を紹介しました。
「国内の調査結果によると、日本人で失明に繋がる目の疾患第1位は緑内障で、2006年から2013年にかけて変わっていません。わかさ生活では、早くからビルベリーの眼疾患予防効果を研究し、これまで緑内障に対してビルベリーが網膜神経の損傷を抑えることを基礎研究で明らかにしている」ことをお伝えしました。
また、日常的に私たちが浴びている光が目に与える影響について言及し、「ビルベリーのアントシアニンには、光が目の網膜に及ぼすダメージを軽減するはたらきがある」とし、これからも研究を通じてビルベリーの効果を調べ、世の中に伝え続けていくことをお話ししました。
特別講演「眼に対するビルベリーの臨床効果」(北市 伸義 先生)
特別講演では、北海道医療大学病院長 北市伸義先生より、ご自身がこれまで研究し調べてきたビルベリーの効果について、臨床試験の結果も交えてご説明いただきました。
近年利用者の多いスマートフォンやパソコンなどのビデオディスプレイ(VDT)作業は、長時間行うことで目のピントを調節する毛様体筋が異常な緊張状態になり、それが眼精疲労や頭痛、めまい、嘔気に繋がることなどを説明されました。また、「ビルベリーエキスを摂取していた人は、VDT作業をしても休憩すれば毛様体筋の緊張は戻ります。」「ビルベリーエキスはより多く摂取した分だけ、目の疲れ、チラつき、目のかすみ、焦点のぼやけ、あるいは頭痛、肩や腰のコリの改善に繋がることが研究で分かっています。」と研究結果を詳しくご紹介いただきました。
最後に、「ビルベリーから抽出された確かな品質の標準ビルベリーエキスを使用した商品であれば、飲む量と期間の長さに応じて、目の機能維持や老眼の予防に繋がる」とし、ビルベリーが私たち人間の体内で健康効果を持つ素材であること、商品の品質をしっかり選ぶ必要があるというお話で講演を締めくくられました。
北欧産ビルベリー果実の特別料理
健康に良いビルベリー果実をもっと身近に食卓で取り入れていただくために、当日はビルベリー果実を使った特別料理をお召し上がりいただきました。お肉やお魚にもビルベリーの甘酸っぱい風味を活かしたソースをかけてご来場の皆様に召し上がっていただくと、「ビルベリーのソースが料理に合う」と驚かれる方も多く、皆様にビルベリーの料理を楽しんでいただくことができました。
(ビルベリー果実を使った料理は、左上からマスカルポーネチーズにビルベリーの蜂蜜ジュレをかけたデザート、右上はローストビーフ・サラダのビルベリーソースがけ、左下はポテトと玉ねぎにビルベリーの彩りを加えたソースをかけたサーモン料理、右下はビルベリー果実のみたらし餡をかけた胡麻豆腐です。)
北欧ビルベリーとの出逢い in 2018(わかさHappy隊の皆様)
2018年の夏、北欧フィンランドを訪れた わかさHappy隊(※)の寛様、阪口様、中埜様、溝渕様より、フィンランドの森の奥で初めてビルベリーに出逢った感動や、その時の様子を詳しくご説明いただきました。
「入った時は、ビルベリーの果実をなかなか見つけることはできませんでした。ところがしゃがんで見てみると、一初めて森に面にビルベリー果実が実っていることに気付きました。夢中になって摘んで食べました。」「現地で本物のビルベリー果実を摘んで、食べた思い出は一生忘れられません」と、ビルベリーに触れたときの写真や映像とともにお話いただき、今年もまたビルベリー果実が無事に森で育っていることを知ることができました。
※わかさHappy隊:わかさ生活の商品を愛飲され、わかさ生活のファンでいてくださるお客様のことです。
北欧音楽カンテレ演奏(大西 智子様)
日本では珍しい北欧楽器カンテレの演奏者 大西 智子様より、北欧の美しい森と鮮やかな色のビルベリー果実を背景に、優しく澄んだ音色を奏でていただくと、会場は一気に北欧ムードに包まれました。
北欧体験ブースでフィンランドの森を体験
「北欧体験ブース」では、世界のブルーベリー果実の紹介と共に、VRを用いた360°写真で、ビルベリーが実っている北欧フィンランドの森を体験していただきました。
ビルベリー研究会は、今後もより多くの方の目の悩みに寄り添った研究をご紹介し、ビルベリーの正しい健康情報を知っていただくための取り組みを続けて参ります。