レスベラトロールはぶどうやサンタベリー(※)に多く含まれているポリフェノール成分です。
カビや細菌から植物を守るほか、抗酸化作用を持っています。
レスベラトロールの中でも特にトランス・レスベラトロールの働きが若返りのスイッチを活性化することが発見され話題となりました。
サンタベリーは多くのベリーなどの中でもトランス・レスベラトロールを多く含んでいます。
(※)サンタベリーはリンゴンベリーとも呼ばれ、北欧のラップランドの森に自生する真っ赤な果実です。
人間は約60兆個の細胞から体がつくられています。体をつくる1つひとつの細胞が新陳代謝という生まれ変わりを行うことで、若々しさを保っています。
細胞の中には染色体があり、テロメアは染色体の端っこにあるキャップのようなものです。
テロメアには染色体を守る働きがあり、細胞分裂を繰り返すごとに短くなっていきます。
テロメアが一定の短さになると染色体を守ることができなくなり、その細胞の質が低下してしまいます。
レスベラトロールはテロメアを保護する働きがあるため、細胞は質を落とすことなく細胞分裂をすることができます。
これを肌に置き換えて考えてみましょう。
肌が一定の周期で生まれ変わることをターンオーバーと呼びます。
肌のターンオーバーは28日間が理想だといわれています。
しかし年齢とともにターンオーバーのサイクルは長くなり、シミやしわなど肌トラブルの原因になります。
レスベラトロールには細胞の生まれ変わるサイクルを整え、肌の細胞を若々しく保つ働きがあります。