紫外線をたくさん浴びて、気になるのがシミですね。
シミには紫外線によるもののほか、年齢によるものなど様々あります。
シミとは皮膚の中で発生したメラニン色素が表皮に沈着した薄黒い斑点のことです。
シミの原因としてよく知られているのが紫外線ですが、紫外線のほかにも加齢やストレス、睡眠不足、肌荒れなどがあります。
シミの原因はさまざまありますが、その中でも代表的な紫外線によってシミができる仕組みをご紹介します。
(1)紫外線を浴びると、肌の一番奥の層で「チロシナーゼ」という酵素の働きが活発になります。
(2)チロシナーゼはメラノサイトを刺激し、メラニン色素がつくられます。
このメラニンがシミのもとになります。
(3)作り出されたメラニンは、肌の生まれ変わりとともにどんどん表皮へと押し上げられていきます。
健康で若々しい肌であれば、肌のターンオーバーともにメラニン色素も一緒にはがれおちます。
しかし肌のターンオーバーが乱れていたり、紫外線をたくさん浴びて肌の中にメラニン色素が多く作られすぎると、本来はがれおちるメラニン色素がそのまま表皮に残ってしまいます。これがシミになります。
レスベラトロールにはチロシナーゼの働きを抑制する効果があります。チロシナーゼの働きが抑えられることによって、メラノサイトの働きも抑えることができるため、シミの元となるメラニンが過剰につくられることを防ぐことができます。
一番大切なことは、まず紫外線対策をしっかりすることです。
また、規則正しい生活をし、ストレスを感じないようにすることも大切です。
そして正しい肌のスキンケアを心掛け、洗顔などでゴシゴシと強く洗って肌に刺激をあたえすぎないようにしましょう。