パソコンや携帯電話の使用など、目を酷使することの多い現代社会では、オフィスワーカーの約3人に1人がドライアイに悩んでいるといわれています。どんな人にも起こる可能性のあるドライアイとは?その原因と予防対策をお伝えします。
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目の表面は常に涙で覆われており、目を守るバリアのような役割を果たしています。涙の分泌には二種類あります。
悲しい時などに出る「反射性の涙」のほかに、常に目をうるおしている「基礎分泌の涙」があります。この涙は目の表面に「涙の海」を作ることによって、目を乾燥から守り、栄養を与え、健康な状態に保っています。その量はごくわずかですが、「油層」、「液層」の二層構造になっています。「基礎分泌の涙」の量が少なくなったりすることで目を保護できなくなってしまう状態が「ドライアイ」です。