ふと感じた香りでイライラや沈んだ気持ちが晴れたという経験はありませんか?香りは脳の「考える」部分を通さず「感じる」部分(大脳辺縁系という場所)に一瞬で伝わります。また、そこから視床下部という体の生理機能をコントロールする部分へ伝わり自律神経、免疫系、ホルモン系の働きのバランスをとることで心身へ影響をあたえるといわれています。
正常に働く脳は、心と体に正しい指令を発信し、心も体も健やかな状態を保てます。
しかし、脳が疲労すると、肥満、肌荒れ、うつなどの不調の兆候が現れます。過剰なストレスのかかった脳の働きはバランスを崩し、脳の理性を司る部分と本能を感じる脳の間での情報伝達が適切に行われなくなります。 これが「脳の疲労」です。この状態に陥ると、体の指令も乱れ、体や心のトラブルが発生します。
香りは本能を感じる脳に直接働きかけることで、脳に癒しを与えることができます。
香りは心地よい芳香で心と体のバランスを整え、本来あるべき美や健康を惹きだしてくれます。
香りを生活に取り入れる方法として、アロマテラピーや香水、サプリメントなど、様々なものがあります。