北欧産野生種ブルーベリー「ビルベリー」には、
青紫色の天然色素アントシアニンが一般栽培種ブルーベリーの約5倍含まれています。
アントシアニンには、「見る」ために必要なロドプシンの再合成を助ける働きがあります。
目の網膜にあるロドプシンは光を受け取り、分解されます。この時に発生する電気信号が脳に伝わることで目が見えると感じます。分解されたロドプシンは自然に再合成され、新たな光の情報を受け取ることができます。しかし、この再合成が遅れると目がしょぼついたり、ぼやけたりします。
現代人は、パソコンや携帯電話のメールなどで目を酷使しがちなので
ロドプシンの分解と再合成のサイクルが遅れ、目が疲れやすくなってしまいます。
目の健康を守るために大切なアントシアニンはぜひ毎日摂りたい成分ですね。
それでは、アントシアニンが体の中をめぐって、健康パワーを発揮するしくみを見てみましょう。
食べ物の栄養は、「腸で吸収され」、「血液にのって運ばれ」、
最後は体外に排出されます。
それはアントシアニンも同様です。
では、どのように体の中をめぐって外に排出されるのか見てみましょう。
口から入った食べ物をかんで細かくし、
胃で消化され腸でアントシアニンを
はじめとする栄養を吸収します。
ビルベリーの生果実を摂取してもらった場合、
腸で吸収されたアントシアニンは血液にのって、
1~3時間後に全身をめぐります。
血液にのって全身に運ばれた
アントシアニンは目や体の各部位で
パワーを発揮します。
その後アントシアニンは尿と一緒に排出され、
摂取24時間後、尿中からアントシアニンは
ほぼ検出されなくなります。