株式会社わかさ生活(本社:京都市、代表取締役:角谷建耀知)は、ブルーベリーサプリメントの原材料、ビルベリーの機能性研究を続けて参りました。この度、鹿屋体育大学 前田明教授(所在地:鹿屋市)と弊社の共同研究で、『ビルベリーエキス含有食品が競技中の敵味方識別に役立つ』ということが分かりました。この研究成果を2012年8月18日、第19回スポーツビジョン研究集会(東京都)にて発表いたしました。
人間は情報の約80%を視覚、特に目から得ており、視機能の低下はスポーツ競技の質の低下につながります。特に運動中は敵味方の位置把握が低下することが知られており、サッカー、バスケットボール、ラグビーボールなどの競技では問題となっています。 弊社と鹿屋体育大学では、「運動中の敵味方の位置把握」に注目し、ビルベリーエキス含有食品を摂取すると、「運動時の瞬間視力と 色識別能力」が維持されることを確認しました。 運動中は視機能が低下し、位置把握の指標となる「瞬間視力」と「色識別力」が低下します。そこでビルベリーエキス含有食品を 摂取したところ、ビルベリーエキス含有食品を摂取した選手では 「瞬間視力」が低下せず、視機能が維持されることがわかりました(図1)。
同様に敵味方の位置を識別するのに重要な役割を果たす視機能の一つ「色識別力」についても調べたところ、ビルベリーエキス含有食品を摂取した選手では「色識別力」が低下せず、視機能が維持されることがわかりました(図2)。
この結果から、ビルベリーエキス含有食品は運動中の「瞬間視力」と「色識別力」の低下を抑制し、スポーツパフォーマンスを維持
するのに役立つということが分かりました。
「瞬間視力」と「色識別力」は、運動中の敵味方の位置把握に関係しており、多くのスポーツ競技、
特にゴール型競技での活用にも期待が持たれています。