株式会社わかさ生活(本社:京都市、代表取締役:角谷建耀知)は、ブルーベリーサプリメントの
主成分である北欧産野生種ブルーベリー「ビルベリー」や北欧に自生するサンタベリー
[学名:Vaccinium visits-idaea L.]の機能性についての研究を続けてまいりました。
弊社では、商品をお客様にお届けするだけでなく、素材が持つ機能を明らかにすることで
健康に悩みを持つ多くの方に役立てていただけると信じ、研究を進めています。
この度、岐阜薬科大学 原英彰教授(所在地:岐阜市)との共同研究で、『ビルベリーおよび
サンタベリーがブルーライトによって引き起こされる網膜障害を軽減する』ことが明らかになり、
この結果を2013年6月6日(木)~8日(土) 第1回国際ブルーライト学会
(東京都)にて発表致しました。
ブルーライトは、パソコンや携帯端末機器、LED照明灯、あるいは
太陽光に含まれる可視光で、眼精疲労や生活リズムの変調をきたす要因として
近年注目されています。
また、ブルーライトは紫外線と同様に高いエネルギーを持ち、
目の角膜や水晶体を通過して黄斑部や網膜に直接的にダメージを与えます。
そのため、加齢黄斑変性症や網膜疾患の原因の1つとしても知られています。
(加齢黄斑変性症は日本国内における失明原因の第4位の疾患です。)
網膜は過剰なブルーライトを受けると、細胞内で生じた活性酸素により、
ダメージを受けてしまいます。
この度、動物の網膜視細胞を用いた実験にて、
ビルベリーエキスとサンタベリーエキスがブルーライトによる
網膜視細胞へのダメージを軽減することが確認されました。(図1)
本研究の結果から、ビルベリーやサンタベリーを日常的に摂取することで
網膜視細胞の健康維持に役立ち、ブルーライトによる目のダメージ軽減に
繋がることが期待されます。