みらい研究所の公式サイトです。わかさ生活が学会発表した研究論文や研究への取り組みなど、研究情報を紹介します。

お知らせ

2016/08/04
わかさ生活と鹿屋体育大学との産学共同研究を学会発表

1. エクサージとは


エクサージは、南インドのニルギリー地方で栽培されるお茶の一種「チャノキ」から採れる葉から緑茶と紅茶を作り、その茶葉より抽出したポリフェノールを独自の比率にてブレンドした素材です。


エクサージに含まれている成分は、カテキン類、テアフラビン類、カフェイン、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの多くの栄養素を含んでおり、その中でも緑茶より抽出したカテキン類、紅茶に近い状態まで発酵させたテアフラビン類を豊富に含んでいるため、強い抗酸化作用と抗炎症作用をもつことが知られております。エクサージには運動により発生する活性酸素の除去や、筋肉を傷つけることで起こる炎症を抑制させることが知られており、近年注目されている素材であります。


本試験ではエクサージの大学野球選手の走パフォーマンス対する影響を確認することで、日常に多くの練習で負荷がかかり、体内に活性酸素が多く存在している状況であるスポーツ選手に対してのスポーツパフォーマンスの変化について研究を行いました。


1. 研究結果と方法


【方法】本試験の被検者はインフォームドコンセントが得られた健常な大学野球選手22名に対して、事前に走パフォーマンステストにおいて差が出ないようにし、エクサージ摂取群11名とプラセボ摂取群11名の2群に分けました。試験期間は計4日間行い、いずれも早朝6:30にカプセルに入ったエクサージまたはプラセボをダブルブラインド法により1 g摂取した。摂取後は、7:30まで野球の技術練習(朝練)を行った後に、日中は大学での授業に出席した。16:30からは夕方の練習(夕練)を行った後に、18:30より走パフォーマンステストを鹿屋体育大学スポーツパフォーマンス研究棟にて行った。走パフォーマンステストは、本塁から2塁までの塁間走、及び本塁から2塁間に当たる距離54.862mの直線走を行った。このプロトコルは最初の2日間を同条件で行った後、1日空けて後半の2日間は被検者群の摂取条件を入れ替えて同内容を行い、いずれの被検者も両条件行った。


【結果】エクサージ摂取条件において、直線走の後半部分の走タイムがプラセボ条件よりも有意に短くなった(p<0.05)。本研究の結果から、エクサージを摂取することで、練習終了後の疲労のたまった状態の高いパフォーマンス維持が認められました。この結果は多くのスポーツで疲労が大きくなる、試合の後半でのスポーツパフォーマンスに対しエクサージが疲労を和らげる可能性が示唆されました。


わかさ生活では現在、スポーツパフォーマンスを向上させるサプリメントの取り扱いも行っております。これからも各方面から信頼される研究を進め、皆様の健康に貢献してまいります。


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